希望
なので今回は一度家に帰って考えようと思った。
なにせ弱っているなーたんに全身麻酔や開腹手術は不安だった。できることならそれなしに原因がわからないものか…。前回の手術から日が経って…自然に食べ始めたりしないものか…。迷いに迷った。
なーたんを再入院させた日の夕方、医療センターのA先生から携帯に電話が入った。なんだろう…不安が走った。
「あの後、ちょっと麻酔なしでお尻から内視鏡カメラを入れてみたんですよ、実は。そうしたら、腸の手術で切った部分の後ろ辺りに何か…血の塊のような小さいものが詰まってて…それが胃腸の動きを止めていたんじゃないかと…。それを取り除いたので、動き出すかもしせません。」
「え⁉︎」
予想外の展開にものすごく驚いた。
なーたんの胃腸が動くかもしれない‼︎
「ありがとうございます‼︎」
電話を切って私は狂喜乱舞した。娘にも事の経緯を説明しまくりウキウキした。
よかった‼︎よかった‼︎これでなーたん、食べられるようになる‼︎全身麻酔も開腹手術もしなくていい‼︎
それらをしないでいいように、試験的に検査をしてくれた先生に感謝した。
続く…
窓辺のなーたん(元気な頃)
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