セカンドオピニオン①
この日、私が仕事から帰ってくると…なーたんが2階の階段上の逃亡防止柵の前までやってきていた。
なーたんが元気な頃は、これはいつものことだった。私が仕事から帰ると、私の車の音を聞き分けているのか、私が玄関のドアを開けると2階の階段上で「にゃーにゃー」と激しく鳴いている。母の話では旦那や娘が帰ってきてもこんな風には鳴かないとか…。
でもあの、最初の手術をして以来、もうそんなこともなくなった。そこまでやってくる力がないのだろう。
しかしこの日、なーたんが階段上の柵の前までやってきていた。少し…元気になったのかな。その後も少し私の後をついて回ったり…。食事を取らないこと以外は手術の傷が癒えて、元気になってきたように見えた。
それが私にまだ良からぬ考えを起こさせた。
何かまだなーたんが元気になるために出来ることがあるんじゃないか。
もう一度なーたんがご飯を食べられるようになる方法があるんじゃないか…。
最後にもう一回だけ、あの、ふーたんがお世話になったおじさん獣医さんに…意見を聞いてみたい!あの人なら何かいい方法を知っているかも。そう思ったら居ても立っても居られない。
なーたんのこれまでの経緯を書いたメモと、直近の血液検査のデータを用意して、その動物病院に電話した。
続く…
日に日に痩せていくなーたん。その姿を見続けるのが辛かった…。
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