なーたん大好きだよ

2021年8月2日に悪性リンパ腫による食欲廃絶で亡くなったなーたん。その病状の始まりから治療、虹の橋を渡るまでの記録。

セカンドオピニオン①

退院してから一週間…何も食べないし何も飲まないなーたんだけど…たまに驚く行動をすることがある。

この日、私が仕事から帰ってくると…なーたんが2階の階段上の逃亡防止柵の前までやってきていた。


なーたんが元気な頃は、これはいつものことだった。私が仕事から帰ると、私の車の音を聞き分けているのか、私が玄関のドアを開けると2階の階段上で「にゃーにゃー」と激しく鳴いている。母の話では旦那や娘が帰ってきてもこんな風には鳴かないとか…。


でもあの、最初の手術をして以来、もうそんなこともなくなった。そこまでやってくる力がないのだろう。


しかしこの日、なーたんが階段上の柵の前までやってきていた。少し…元気になったのかな。その後も少し私の後をついて回ったり…。食事を取らないこと以外は手術の傷が癒えて、元気になってきたように見えた。


それが私にまだ良からぬ考えを起こさせた。


何かまだなーたんが元気になるために出来ることがあるんじゃないか。

もう一度なーたんがご飯を食べられるようになる方法があるんじゃないか…。


最後にもう一回だけ、あの、ふーたんがお世話になったおじさん獣医さんに…意見を聞いてみたい!あの人なら何かいい方法を知っているかも。そう思ったら居ても立っても居られない。

なーたんのこれまでの経緯を書いたメモと、直近の血液検査のデータを用意して、その動物病院に電話した。


続く…



日に日に痩せていくなーたん。その姿を見続けるのが辛かった…。