なーたん我が家での最期の日々①
7月6日火曜日、なーたんが我が家に帰ってきた。悪性リンパ腫が見つかってからちょうど1ヶ月がたっていた。
もう、なーたんを頑張らせない。もうずーっとおうちだよ。
ビビりななーたんにとって、入院も手術も…どんなに恐ろしいことだっただろう。それを想像すると、胸が締め付けられそうだった。
帰ってきたなーたんは、前回の帰宅の時よりも一層痩せて…歩くと足取りがふらついている。もういつもソファに飛び乗ることもできないし、ましてやよく朝日を眺めていた高窓に登ることもない。
帰ってきたなーたんは私の部屋のベッドで窓から見える空や鳥を懐かしそうに見るだけだ。
それでも私はなーたんがそばにいるのが嬉しかった。嬉しそうにニャーニャー鳴くことはなくても…愛しそうに私の顔をペロペロ舐めることはなくても。
全く食べない、飲まないなーたん。
以前イヌネコ神社に行ってくれた若ちゃんに
「飲まず食わずでどれくらい生きられるのかな」
と聞くと
「2週間ぐらいかなぁ」
とのお答え。動物病院の先生に聞いても同じぐらいの目安だった。
2週間。この日々を大切にしよう。なーたんが幸せに旅立てるように。
続く…
最期の日々。なーたんの定位置、私のベッド。毎日吐いてしまうので周りにペットシーツを敷き、でもそれだとガサガサ居心地が悪そうなのでその上にタオルを敷き詰めた。
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